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座席 [タイ格安航空券]

格安航空券の事を書いていて、気付いた事がありました。
(これは国際線のエコノミー席の話になります)

海外旅行で乗る航空機の座席は、3-4-3というのが多いと思います。
この辺の事はあまり詳しくないのですが、簡単に調べてみた所、ボーイング社の747という機に乗っている場合が多いからのようです。
ボーイング747、確かによく聞く名前ではあります。

その他では、2-4-2、3-3-3というのがあるみたいです。
2-4-2というのは何度か乗った事があったような記憶があります。
機種の違いは航空会社によるものだと思いますが、この座席の配置は旅の快適さという面で大きな影響があります。

旅行、特に海外・プライベートの場合、2人で行くというのが圧倒的に多いと思います。
または、4人とかの偶数。 自分もほとんど2人、時々1人みたいな感じです。(奇数ですが)
家族や社員旅行の場合はまた違うでしょうが、だいたい空港などでも2人連れを最も多く見ると思います。

そうするとこの座席、3-4-3なんていうのは本当に不便です。
毎回思うことですが、トイレとか嫌ですよね、特に隣に他人が寝ている場合なんて困ります。 そしてほぼ毎回こんな場面に出くわします。
自分の場合もう何年もこの3-4-3に乗っているので、毎回これが気になります。

何回か前に「ジェットアジアエアウェイズ」の記事を書いた時、ここは2-3-2の機種を使っているとあったので、今度これに乗ろう、なんて考えたのを思い出しました。
これ大した事でも無いようですが、実際は結構楽になります。

「ジェットアジアエアウェイズ」のようなLCCは、このような小さめの航空機を使うところが多いようです。
確かにコンパクトなほうが燃料コストは安そうですね。
機内が狭いという意見もあるでしょうが、自分の場合はこの座席数は大きな魅力です。

こう見えたと思います。 [タイ関連の話]

今週はずいぶんと円安が進み、連れて株価もかなり戻してきました。
まだ円安なんていうには全然ですが、こんなに景色が変わって見えるのも久し振りです。

急に動いた原因は、日銀による事実上のインフレターゲット。
これはその効果が云々とか、金融緩和の規模が評価されたとかではないと思います。
前にも近い事を書いた事があったと思いますが、前の選挙で民主党が政権交代を果たした時、自分の知り合いの外国人は「日本がコミュニストの国になった」と言いました。
これほとんどの外国人がそう思っていたようです。

要するに社会主義の国の意味ですが、当時少し左よりになると考えた日本人はいても、社会主義の国になったと考える日本人はいなかったですよね。
でもグローバルな視点で見ると、シンプルに「コミュニスト」に見えるんです。
彼ら外国人は、欧米人でもアジア人でもシンプルにそう考えていたはずです。

リーマンショック後、世界中の国の景気がV字回復(ここでは株価の事)していたのに、日本の株価は世界でワースト3のパフォーマンスだった事がありました。
これは社会主義の国になった日本の株なんて買う外国人がいなかった、そういう理由だったからだと自分は思っています。

これは最近まで同じ傾向でした、でもなぜ今外国人による日本買いが始ったのか?というと、これは前記の日銀の動きなのだと思います。
これまで頑なに金融緩和を拒んできた日銀が、規模が小さくても決断した事実。
そしてそれを世界に対し主張した、これがシンプルな買い材料になった。

外国人は物事を凄くシンプルに捉えますよね。
損か得か? 敵か見方か? 曖昧はないですね。
曖昧が許され、逃げ道にする日本人的な行動は大損するというのを、日本人全員が今回の件で学ばないといけませんね。
とにかく結果や責任を恐れて主張をしないと、外国人は事実をシンプルに捉え自分で判断し行動を起こしてきます。

民主党が何をやりたかったのか自分にはよく分かりませんが、日本人誰もが決断し主張する。 結果を怖がってはいけませんね。

最後に円安に話を戻しますが、このまま続く事はないと自分は思っています。
日米の金利差を考えると現状のレートでも違和感があり、なによりユーロがこのまま上げていくとはとても思えません。
そう簡単に日本に有利にはいかないのかな? と今は考えています。

マクドナルド [タイ関連の話]

あのマックとかマクドとかのマクドナルドの事ですが、昔は大好きでよく食べていたし喫茶店代わりに使っていたりしていました。

書き方でお分かりと思いますが、ある日を境にパタッと行かなくなりました。
5年ほど前だったでしょうか? 大雨の日です。
自分の少し前に並んでいた客が注文の品を受け取る時、フクロを出す出さないで店員ともめていました。

この人はセットを1つ持ち帰りで買ったのですが、「1人分だと、まとめたフクロをだせなくなった」と店員に言われています。
「この雨の中、紙袋で帰ればどうなるかわかるだろう?」というのが客の意見。
自分はマックがフクロを出さなくなったという事に「へぇ」と思い、客の主張は「正しいな」なんて思っていました。
ただ頑なに「本社の方針で、、、絶対に出せない、協力して下さい」とフクロを出すのを拒む店のやり方には、正直?と思いました。

結局その客が大声で怒鳴りだしたので、店員はビニール袋を出しこの件は終わります。
このとき自分はイヤーな予感がしていました。
たぶん他の並んでいる人もそうだったと思います。
そうなんです自分も同じ事になりそうだからです。

このときの店員はカタコトの日本語でがんばってるまだ若い東南アジア系の女の子。
さらに隣もその隣も、外国の女の子です。
こんな時女の子に文句をいうのって誰だって嫌ですよね。
しかし外は大雨、「前の客が余計な事言わなければ言いやすかったのに」なんて思いながら、どうしようか考えます。

自分の注文はB・E・バーガーのセットとサラダ。
セットは自分用、サラダは頼まれたもの。
2人前なんですが、これではどうみても1人分のランチに見えますね。
そして自分の番ですが、「1人分にはマクドナルドはフクロを出せなくなりました、エコご協力お願いします」といわれ「ハイ」と、、、

店を出てすぐの信号待ちで早くもコーラの底が見え始めます。
次の信号でフクロはもうボロボロ。
とにかく頼まれたサラダだけは落とさないように持って帰りました。
着いた頃にはポテトの箱にまで雨水がしみていました。

マクドナルドの間違いはいくつかあります。
レジは全員外国人のアルバイト、でも奥にちゃんと日本人マネージャー風の者がいます。
おそらく彼はこの日、何度となく同じ事を言われ続け、嫌になって奥に逃げていたんだと思います。
このマネージャー格に能力が無いのもそうですが、こんな事も予測できないマクドナルドのほうが、より能力に問題があると思います。

さらにエコというなら、森林伐採が問題になっている紙袋を2つ出す事自体が矛盾していると、誰もが気付きますよね。
持ち帰り時にありえる事態を想定すれば、「ビニール袋1つにまとめさせてくれ」と客に言ったほうがはるかに説得力もあり、客側も余計な苦労をしなくて済みます。

この決定をした人は客の行動の想定なんてした事がないのだと思います。
ハンバーガーを持ち帰って食べる事などないのか、あったとしても高級車でドライブスルーなんでしょう。

そして最近マクドナルドは、この決定を覆しましたよね。
ミスを認めただけマシなのか、覆した事により2重の恥をさらしたのか?
5年前より原油は減ってCO2は増えているのに、エコはどこにいってしまったのか?

そしてもう1つ。 よく通っていた当時マクドナルドといえば「いらっしゃいませー」と元気で明るかったと思います。
それが久し振りに行ったマクドナルドは暗かったですね。
その時、まだ若いであろう男性マネージャーみたいなレジでしたが、何か暗いんですね、ふてくされているような。
深夜だったからなのか良く分かりませんが。

この時も自分は持ち帰ったのですが、店内はまだ10代に見える子供達がウトウトしています。
この環境もどうなんでしょう? まあこの事は店舗個体か個人の問題かもしれません。
どちらにせよ、自分が行く事はもうないでしょう。

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(チェンマイで撮影・魚料理です)

チェンマイのマクドナルドは、店員がまだよそよそしい感じでした。
タイという国は、接客サービスに店も客もまだ慣れていないのだと思います。
あらゆる中堅どころがこれにあてはまります。
これ実はタイに限らずアジア全般で言える事だと思います。
どうですか、日本の大手飲食業のみなさんにはアジア(特にタイ・バンコク以外)でのビジネスチャンスが見えるのではないですか?

ジェットアジアエアウェイズとスカイゲート [タイ格安航空券]

海外旅行(タイ旅行)について、いままで名前を出したわりに大した事を書いていなかった2社を、調べられる範囲で調べてみました。

簡単に条件は、3月12日から3月17日までの1週間、東京(羽田or成田)-バンコク間、現時点で空席有りのエコノミー席・この航空券比較をしてみます。
少し分かりづらいところは、ジェットアジアエアウェイズ(以下JA)は単独の航空会社で、スカイゲートは旅行代理店。
なのでスカイゲートは複数の料金があり、JAは1つという事になります。
では比較してみます。

まずスカイゲートに掲載されているもの(上記条件を満たす)を安い順に。

    航空会社未定=31800円
    シンガポール航空=38000円
    ベトナム航空=38000円 *ホテル7泊付き=39247円
    ANA=39900円(直行)

なお参考までに空席なしでは、チャイナエアライン=23000円 がありました。

そしてJAは、49000円(直行)
ちなみにJAを除く他のHISで航空会社未定=23800円(直行)というのがあります。

そしてここから重要なポイントが2つ、燃油サーチャージ直行便であるか。
基本的に上記条件下で現在の燃油サーチャージと諸税は約29000円というのが多いです。(JAによると燃油サーチャージのみで15980円だそうです) 
それを加味すると上記航空券代+29000円+空港施設使用料と取扱手数料が計5190円。スカイゲートは最安でも約65000円が実際の支払い総額になります。
そしてHIS(チャイナエアライン)では58000円ほど。
JAは燃油サーチャージ無しなので(少し別税がある)、55000円ほど。

ちなみにHISのほうがスカイゲートより安かったのは時期的なものなどによる偶然です。 前回も書きましたが、旅行代理店の価格差は一般的にこの程度です。
そしてJAは、他社のチケット代の総額を基準に日本ータイ間(アジアも?)の最安価格を常に出しているようです。

最後に重要なポイントもう1つ、直行便か?
日本ーバンコク間であれば、乗り継ぎがあるのは致命的なマイナスポイントです。
まず乗り継ぎ待ちの時間的ロスは数時間あり、半日以上の場合もザラにあります。
12時間を越える場合(特に夜)は、宿泊料金まで発生します。

日本ーバンコク間なら直行便を選択するべきです。
これは単純に日系航空会社で行くか、JAかタイ航空のどちらかを選べばいいだけです。 自分が料金に大差無いなら日系航空会社を、と推している理由はここにもあります。

ただしタイでもバンコク以外の都市に行く場合は、直行便のメリットがやや薄れます。
そうです、どちらにしろバンコクで乗り継ぎがある為です。
そうすると、台湾でもシンガポールでも韓国、ベトナム、どこもそう変わらなくなってきます。

だいたい空港と都市は離れているので、空いた時間で観光というのも慣れていないと中途半端になってしまいがちです。
この辺を考えるとタイ航空はいいですね。
乗り継ぎの時間が1時間弱というのが普通です(もう少し長いものもある)。
1時間を切ると結構忙しいですが、時間を有効に使えて有利だと思います。

HISもですが、他の旅行代理店でも東京店限定とかで、東京ーバンコク間19800円(航空券のみ)もありました。
それもJAは考慮して最安価格を守っているようです。
次回、もう少し続きます。

タイ・チェンマイ格安航空券 4 [タイ格安航空券]

旅行会社の違いが実際のフライト等にはほとんど影響無い、と前回書きました。
ツアーなら別ですが、航空券ならまず関係ないですね。
そして前回書きかけた、大手旅行会社の空港内サービスカウンターでの出来事を書きたいと思います。

以前このブログで初めてタイに行った時の飛行機が大幅に遅れた、と書いた事があったと思います。 これはその時、5,6年程前の話です。

この時はHISでチケットをとってすぐ、1週間後くらいの急な出発だった上に、自分自身タイの知識もほとんど無い頃でした。

リムジンバスで成田まで行き、チケット引換書を持ってHISカウンターへ向かいます。
そこには、ツメと髪型をしきりに気にするオネエサンがいます。
今思えばここからの話は、志村けんの「ラーメンに親指が入ってるコント」みたいなものでした。

カウンターで書類を見せるとオネーサンは「ここは第一ターミナル、タイは第2ですよ」とそっけなく言います、ツメを気にしながら。
自分は紙に書いてあるから第一に行ったはずですが、あまり気にもせず言われた通りにしました。 そして連絡バスに乗りイロイロ探しますが、それらしきものがない。
この時航空会社はJALだったのですが、仕方なく1つ上の階のJAL案内所で確かめると、「この前までのタイ行きは第二だったけど、今は第一です」との返事。
しかも離陸時間がもうすぐなので大至急行ってくれと言われます。

ここから走り、バスに乗り、また走り、JALのカウンターへ付くと「良かったですね、フライトが遅れているので間に合いました」とJALのオネーサンがニコニコ。
3月ぐらいだったと思いますが、汗ダラダラでヘトヘトになった自分が荷物を預けていると、目と鼻の先にさっきのHISカウンターが。

間違いなく自分の慌てぶりに気付いていたオネーサン、でももちろんツメの手入れと髪の乱れのほうが彼女には大事ですね。
間に合って助かったという気持ちが強く、オネーサンに怒る気もしませんでしたが、気分は志村けんにやられたダチョウ倶楽部。

自分には、サービスカウンターがあるのが大手のいいところ、とはいきませんでした。
ですが実際空港では航空会社のほうがよほど親切だし役に立ちます。
JAL再生に自分は反対でつぶすべきだったと思いますが、JALやANAの空港職員の優秀さを思い出すと、これでよかったのかな?と今は感じています。

自分から海外旅行初心者の方にアドバイスがあるとすれば、分からない事は自分の乗る航空会社職員に聞く事、です。
となると、初めの頃は日系航空会社が自然とオススメになりますね。
これがあるからチケット代の高い日系企業でも、自分は否定していないのです。

これは飛行機の中でもいえる事です。
機内でも初心者の頃はいろいろ心配事があります。
こんな時、日系は助かりますね。

旅行会社はトラブルがなければ何でもいいです。
だから大手を推奨します。 一応HISも含めて。
あのオネーサンに多少の恨みはありますが、まあそんな社員も1人くらいはいる。
肝心なのは、旅行会社ではなく航空会社、という事です。

タイ・チェンマイ格安航空券 3 [タイ格安航空券]

タイに限らないのですが、航空券を買う・予約する際、ほとんどの人が気にする事の一つに旅行会社というのがあります。
細かく言うと、会社によって差があるといえます。
ただ自分の場合は全く気にしていません。
どこを気にして、どこを気にしなくていいのかを、ここからハッキリさせていきます。

① あまり気にしなくていい事
よく言われる事で、「安い会社」があります。
自分の経験上、会社によって安いといわれる場合は一つのパターンがあると思います。
そのパターンの代表は「市場価格とかけ離れた安さ」。
これは、通年比で半額以下とかの極端な場合です。

例で言うと「成田ーバンコク=7000円」とかですね。
こういう記事はその後も「売り切れ」のまま掲載されていたりするので、現在の価格がやたらと高く見えてしまうと思います。
正直言って逆効果だと自分は思いますが、チケット購入時はこういったキャンペーン価格は考慮しない、気にしないほうが良いです。
こういう爆安系は瞬間で売り切れますので、よほどの運が無い限り買えません。

それともう少し現実的な価格、でも他より30%以上安いなんていう場合のほとんどは、厳しい縛りがあったりします。
滞在日数が極端に少ない等です。
そんな理由で、あまりに安いものは現実には買えないと思ったほうがいいですね。

最近よく話題になる「スカイゲート」という会社があります。
ここは確かに安いですし、他社のキャンペーンより多少買い易いと感じます。
ここは新興会社なので、「ココ大丈夫?」と気にする方も多いと思います。
ですがこれも気にしなくていい事ですね。
この先永遠ではありませんが、当分大丈夫です。
ただしある程度、上記のパターンに当てはまるので、買えたらラッキーと思ってください(激安系は)。

結構勘違いされている方も多いですが、旅行会社はチケットを手配するだけで、航空機を運行しているのではないですし、チケット価格も決められません。
なので基本的に格安系大手の旅行会社は似たような価格に落ち着きます。

前にも書きましたが、そんな理由でチケットを買う場合は大手から検索を始めるほうが基本的にはいいと思います。
そのほうが相場みたいな価格も掴めますから。

② 気にしなくてはいけない事
これは大手のほうがいいと書いた事にもつながるのですが、早期割りで安く購入した場合のリスク、旅行会社の倒産などです。
実際に何度か起こっていますし、留学などの資金で100万円を超える被害なども出ています。
あまり高額の旅行の場合は大手が安心ですね。 JTBや楽天トラベルが倒産、なんて事はまず考えられませんから。

これ以外に、旅行会社によっては空港内に自社専用案内所などを設置していたりします。
自分も海外旅行初心者の頃、「ああ助かるな」なんて思っていました。
ところが、、みたいな話もあるのですが、長くなってしまったし次回また書きたいと思います。
次は海外旅行初心者向けに、自分の海外旅行経験で困った事なんかを書いてみます。

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ジェットアジアエアウェイズ [タイ格安航空券]

タイの新しい航空会社が日本に参入してきました。
2月10日から日本で就航予定、H.I.S.独自のチャーター便だそうです。
ジェットアジアエアウェイズ

難しい事は別に無くて、普通にただの航空会社と同じ扱いです。
基本的に確認できるのは、「成田ーバンコク間」のみのようなので、ちょっとどうかな?という気もします。
東京の人のほとんどが羽田を使う時代ですから。 まあいろいろな駆け引きや、条件面での折り合いなどもあったと思いますが、今の所やや微妙ですね。

ただ当然、料金は最安。 そして「燃油サーチャージを取らない」と謳っています。
これは強調できるポイント、メリットです。
今後はイランの問題(核開発・ホルムズ海峡封鎖)による原油価格高騰の可能性が見えている状況なだけに、このサービスが続くなら大きなメリットになるでしょう。

his.jpg
(↑↑クリックで大きくなります↑↑)

そして他社との価格差がどのくらいあるのかですが、上の比較写真を見てもらうとわかるのですが、これも今の所たいした差ではありません。
しかしたぶんこれからも路線最安はキープしてくるでしょうから、乗客側からすると選択肢が増えるのは大いに歓迎ですね。
まだ乗った訳でもないので、どうこう言うのは早すぎますね。
これからに期待といったところでしょう。

ところで先週末発表された日本の大手家電メーカーの決算は惨憺たるものでした。
シャープなんて決算発表直後に株価がストップ安まで売られていました。
ようやく日経平均株価が回復しそうなところに強烈なインパクトを与えました。

もう削るところが無くなってきたというのが正直なところなのだと思います。
ただ考えようによっては、これが日本企業の反撃のきっかけなのかもしれません。
アメリカの金融緩和政策続行のニュースを受けて、またしても円高に動き出した円相場。 もちろん企業も予想していたはずです。
そこにきてこの最低の決算発表。

今後日本企業の海外移転がさらに加速するでしょう。
この悪決算はその免罪符になりえます。
ソニーもパナも同時に最低の決算を発表しました。
現状、中国・韓国の家電メーカーとの勝負付けは完全に終わりました。
どんな奇跡が起きても逆転の目は無いと思います。

全ての日本人が自分の目で見て、決断しなければならない時だと思います。
誰もが海外に目を向けなければいけない時代。
日本人に生まれただけで大きな恩恵を受けた時代の終わりです。
トヨタの社長ではないですが、海外に出れば少なくとも同じ土俵で戦えます。
そう考えればチャンスはいくらでも拾えますね。
年齢関係なく「チャレンジ」です。
がんばりましょう!


*ジェットアジアエアウェイズに関して2記事追加しました。
ジェットアジアエアウェイズとスカイゲート
座席
「タイ格安航空券」の記事も合わせてお読み下さい。

日本にいる最近のタイ人 [タイ関連の話]

まず減りました、激減といっていいレベルだと思います。
実際の統計とかはみていませんが、間違いないはずです。
今の日本がいくらデフレで物が安いといっても、この円高なので旅行者を含めた外国人自体がへっているのでしょう。

東京にいると外国からの旅行者がずいぶん変わってきたことを感じます。
よく言われている中国人買い物客は大手家電量販店でしか見た事がない。
目立って韓国人旅行者と分かる韓国人も、ほとんど見るのは大久保。
皆たぶん観光目的ではなく、「買い物」とかの明確な用事で来ているようです。

これは東京だからだと思いますが、最も多くの外国人旅行者を見るのは西武新宿PEPEの最上階付近にある100円ショップ。
ここはかなり大きな100円ショップですが、外国人旅行者が山のようにいます。

そしてタイ人ですが、彼らもずいぶん変わってきました。
ときどき用事があって行く青山・赤坂付近で、最近はタイ人を見かける事が多くなってきました。
ビシッとスーツを着たビジネスマン・OL風のタイ人です。

自分がランチとかを食べている時に、彼らがタイ語で話しているのを見て「ああタイ人だ」と思っているだけなので確認している訳ではないです。
もしかしたら、タイ語を話す「他の東南アジア人」という可能性も無くはないですが、まあタイ人でしょう。
日本の大手製造業の本社なども多くある地域なので、タイからの研修あたりで来ているのだろうと思っています。

そんなビズネス系タイ人が増えたのと逆に、ちょっとした知り合いタイ人の多くが帰国の道を選んでいます
10年以上の付き合いがあるタイ人数人もそんな帰国組です。
彼らはムエタイのコーチやトレーナーでした。
あまり詳しくは聞いていませんが、K-1関係やキックボクシングのジムで働いていたそうです。

彼らの帰国原因の1つにK-1が事実上、倒産状態にある事で仕事が減った、その関係で他の競技・団体からも声が掛からなくなった、というのがあるそうです。
タイ人の仕事うんぬんを抜きにしても、これは残念な事です。
ムエタイの人気・存在はタイでは相変わらずですし、不景気さでは日本の上を行く欧州でさえ、キック系競技は過去最高の盛り上がりの最中。
そして現在アメリカが格闘技の中心として巨大な存在となり、日本は忘れ去られました。

去年タイに帰国したムエタイトレーナーが言うには、「日本でもらう給料よりタイのほうが今は高い」と言っていました。
本当かな?と思っていましたが、別の友人も同じ事を言っていました。
元々日本は安かったというのもあるそうですが、今ではもう耐えられない、生活できないレベルになってしまったのだそうです。

日本人もそうですが日本にいる外国人も、この国にいる人は皆、先行き不透明感が強すぎて将来が怖いのだと思います。
政治に期待できないなら、外国で稼ぐスキルを身につけるしかないですよね。
橋下さんには期待したいですが、石原さんとというのはいけませんね、亀井さんとか、もう「エェッッ」って感じですよ。
数の論理はわかりますが、今はちょっと違う方に行かないで欲しいと願っています。

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生エビのタイ料理と貿易赤字 [タイ料理]

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(チェンマイで撮影)

スープみたいに見えますが、生のエビ料理です。
エビの刺身を唐辛子、ニンニク、パクチー、その他野菜といっしょに食べる料理。
普通は写真のようなドンブリ系ではなく、皿にのってます。
皿の場合はエビの刺し盛りみたいな盛り付けになります。

基本エビの刺身ですから、ほとんどの日本人は好きだと思います。
ただ辛いです、ひたすら辛い。
なんでもタイ人が言うには、生なので殺菌の為大量の唐辛子を入れるのだそうです。
実際この料理は危ないから絶対に食べないというタイ人が結構います。

エビの種類はブラックタイガーだったと思います。
たしか他の種類を使っていたお店もありました。
みんなでオーダーして、1人2切れくらいをゆっくり食べるのがいいでしょう。
もちろんお酒に合います、暑い日にビールのつまみで食べるのが王道ですね。

ところで今年の日本はついに貿易赤字になるのだそうです。
昨日のW.S.Jの記事「日本の輸出大国時代の終わり」
個人的には少し違うように思う箇所もいくつかありましたが、基本的にはそういう事だと思います。
今年は去年の震災の悪影響なので、実際に日本が経常的な赤字国になるのはもう少し先の話のような気がします。

でも次から次へと厳しい現実が待ってますね。
若い人達が夢や希望を持ち続けられるのか心配です。
輸出がダメなら何なのかを国のリーダーは示さないといけませんね。
この記事のように中小企業が食べる事が出来ない世の中とはどういうものなのかを、政治家には真剣に考えて欲しいと思います。

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タイの治安のニュース [チェンマイロングステイ]

前回タイの治安は問題ない、と書きました。
これは例えばアメリカよりはずっといいとか、日本と大差無い、といった意味合いです。
そのアメリカには銃社会という側面があります。
アメリカは銃によって犯罪の大半が起こるわけですが、タイや日本の犯罪(旅行者などにとって)というのは、銃で脅されて最終的に殺されるとか、初動で銃により大ダメージを与えられるとかいうアメリカ型のものとは全く質が違います。

要するにタイでは普通行かないような場所さえ押さえておけば(それほど多くない)、それほど凶悪犯罪に怯える必用はありません。
この辺が日本と同じという事です。
では具体的にどんな事に気をつければいいかというと、日本ではあまり無い類の犯罪、言い換えれば日本ならまずあわないような犯罪、これに注意です。

ちょうどいいニュースがあったので、まず軽く読んでみてください。

① 日本人狙いの路上詐欺、被害止まず タイ大使館が注意

② 日本人7人が被害 バンコクで睡眠薬強盗容疑者逮捕

まず①ですが、初対面の相手、しかも自分は外国旅行中、さらに旅行先の国の人間ですらない外国人に自分のクレジットカードの情報を教える、これはどう考えても重大な落ち度です。
もちろん、困った人を助けたい親切な気持ちが働いたとは思いますが、、
リンク先には細かい手口まで書いてありませんが、皆さん騙されないよう注意して下さい、こんな場面に遭遇したらこの記事を思い出してください。

そして②ですが、これは①と違い非常にやっかいです。
このシチュエーションとは少し違いますが、自分の経験を少し書きます。
バンコクでもチェンマイでもタイには多くの欧米系旅行者がいます。
レストランやゲストハウスではイロイロな人種・国籍の人々と出会い仲良くなるのが普通です。
そこで朝コーヒーを勧められる、なんてことは日常茶飯事。
②のような記事を読むと、こんな事も注意しなければいけないのか?なんて気にもなるかもしれません。
そして夜はビールを勧められる事も多いです。
経験上、この中に変な薬が入っていた事はありませんが(たぶん)、あり得ない事ではないかもしれません。

でも自分の場合でも、タイでは飲まない友人が必ず1人いる状況でしかハメを外さないという程度の予防線は常に張っていました。
日本人的な考えだと、そんな時にまで信用できないのは悲しい、と考えてしまいそうですけどね。

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(タイ・にんじんのカップケーキ)

ところでこのニュース2つ読んで気付く事がありますよね。
そうターゲットが日本人に絞られている事。
まぁナメられてます、カモられてます。
たぶん被害者全員が日本人てことも無いとは思いますが、困ったものです。
これらのニュースから1つ学ぶべき事は、日本人もこういった犯罪に対し世界標準の目を持たなければいけないという事ですね。

自分はいつもこう考えています。
サバンナに行けばライオンがいて、ジャングルにはワニ、そして海には8Mのホオジロザメ。
彼らのテリトリーに入れば当たり前のように襲ってくる。
ほかにも人の弱みに付け込んだり、死んだふりをして襲ってくる毒蛇なんかもいる。

人間も動物です、喰うこともあれば喰われる事もある。
自分が狙われる可能性や、危険なテリトリーぐらいは前もって調べておく。
アメリカなんかだとそれでは足りませんが、タイならネットでちょいちょいと調べればじゅうぶんですよ。

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