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日メコン首脳会議 5カ国に6000億円のODA拠出合意 [タイのニュース]


メコン地域に6000億円=野田首相、インフラ支援表明

と、いうニュースです。
こういう話が出るとよく言われるのが、「日本の影響力」。

この地域は中国のダム問題で、メコン下流VS中国の図式です。
だから、支援するという事でしょうか。

それよりこの地域に日本の若い人材を派遣する、
とかは出来ないのか?と思います。

支援の金の一部を日本人の給与として使う。
この地域が今後、大幅に発展するのは間違いないのですから、
人材の教育も兼ねた先行投資ですよね。

10年くらいで回収率1000%ぐらいの投資になります。
特にエリートと呼ばれるような人を派遣するのが、
効果的だと思います。

民間企業でもいいですよね。
ただしこのODAからもらえる形をとって。
別にケチケチしてるわけではないです。

よく言われる、「他国はODAに見返りを求める」。
個人的にはこれがいいとは思いません。
短期的な効果はあっても、そんなのはしれてると思います。

先につなげるほうを考えましょうよ。
行けば分かりますが、この地域は本当に発展しますよ。

数年先くらいに、爆発的に発展すると思います。
日本のTVで、この地域の凄く貧しい映像がよく流れますが、
あれはほんの一部です。

なぜあんな映像ばかり流すのか理解できませんが、
あんな物を信じていたら、置いていかれます。
ミャンマーも最重要地域だと思います。

タイ南部の洪水と今の仙台 [タイのニュース]

ほとんど日本では報道されていませんが、タイは南部の方でまた洪水だそうです。
ちょうど年明けぐらいからの大雨で、場所によっては2mもの冠水だとか。
2mというのはかなり深刻な被害が出てしまう可能性が考えられますが、これはここ数年世界各地で発生している異常気象が原因らしいです。
タイの洪水は今に始まった事ではないですが、今後相当な対策をしない限り慢性化してしまう危険性があるような気がします(特にバンコク)。

ところで昨日はしばらく会っていなかった友人と飲んできました。
彼は仙台出身で3年前まで仕事で組んでいた仲間。
当然気になる被災地の今がどうなっているのかを尋ねてみました。

なんとなくガレキの除去が終わらず厳しい現状を想像していましたが、、、、
実は今の仙台は非常に活気があるのだそうです。
もちろん厳しい生活を強いられている地域もあるそうですが、市内の繁華街は深夜でも人でごった返していて、震災前に閑古鳥が鳴いていた繁華街も今では空きテナントが全く無い状態。
当然飲食店などもじゅうぶん潤っているそうです。
仙台はもう立ち上がりつつあり、自信を取り戻している人も多いのでしょう。
少しホッとしますね。
普段は借りられなかったような資金も借りられるようになっているそうで、以前義援金の分配遅れでずいぶん批判されたりもした事がありましたが、ようやく金が廻っている事が実感出来る社会になったそうです。

世界では今年、欧州のリセッション突入が確実視され、米の先行きはイマイチ不透明。
そして日本は復興需要を理由に成長が期待されている。
年末はそんなコメントをニュースでよく聞きましたが、どうやら本当にその方向に動きそうです(わずかな成長ですが、、)。

tai_jp.jpg
(正月にこんなの貰いました)

でも一番心配で問題なのは福島ですね。
未だに分かりませんが、本当のところはどうなのでしょう?
去年は非常時に国が何の助けにもならない事がわかりました。
そんな今の日本の期待は橋下さんに集中してますね。
彼はいまのところやるべき事をやっていると思いますが、経済政策はどうなのかな?
アメリカ型の市場主義者だったら日本は変わると思いますが、どうなのでしょう?

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タイ株 [タイのニュース]

じつはあまりよく知りません。
何年か前にタイの証券会社の口座を作ろうと友人に誘われ、申し込もうと思ったらタイの銀行口座が必要だと言われ、面倒になって止めた事がありました。
書類とか、めんどくさいですよね。

そのときに少し勉強しましたが、気をつける事は、というと。
タイ株には3種類あるが、議決権無しで配当有りの種類(NVDR)を選ぶ事。
日本に比べると流動性はやや低い。
証券会社がリスクになる可能性がある。

基本的には日本と大して変わらないと思います。
ただ最後の証券会社リスクですが、自分が開こうと思った会社も買収だかなんだかで不安定で、サイトのリンクなども切れていたりします。
日本向け撤退なんてところもあり、どうもこれが一番のリスクみたいです。
まあ株だから様々なリスクがあって当たり前ですけど、こういうのは嫌ですね。
いまのところ、株をやりたいなら日本株や日本の証券会社で買える株を、完全に移住したなら現地の証券会社を探せばいいと思っています。

正直、今の日本株を買う人がいるのか? というのがあります。
最近の日本市場の売買代金の低さ、値幅の無さはヒドイものです。
閑散相場というか、職業の人だけなのでしょう。
職業の人も、今後食べていけるのか心配なのではないでしょうか?
こんな状態なのでタイ株に目が向く人も多いと思います。

ただ今はまだタイ株に投資するのは少し早い気もします。
前にも書いたと思いますが、欧州系の一波乱があった後あたりから徐々に、というのがだいたい大勢の意見だと思います。
全体的な底上げが期待できるタイ株だと、銀行とかインフラ関連とか買っておくのが常套手段なのでしょうか。
最近CNBCでガンガンCMやっているPTTとか、自分だったら長期で買ってみたいですね(ほぼ国有企業らしいですが)。

ちなみに1年間のチャートだと、、
tai.jpg
(ロイターより)

株というかタイの株価指数・SETのチャートです。
SETは日本で言うTOPIXです。
日本のニュースはほとんど日経平均をいいますが、タイではこのSETみたいです。
チャートを見ると一目瞭然ですが、タイは10月から一貫して上昇トレンドです。
直近の小Wトップみたいなのが少し気になりますが、1050を抜けてくれば、まず8月の高値トライになるのでしょう。
仮に世界発の大きなネガティブ要因が出て、世界同時株安になっても、年末には1150を楽に越えてくると思います。

日本のチャートはダラーンとしてます、下げないだけいいのでしょうか。
そういえば、米大統領選が始まりましたね。
なんとオバマさんが圧倒的優位なんだとか。
米も相当政治不信があるようですが、最近のニュースでは景気がいいとかいってます。
最近全然聞かなくなりましたが、あのサブプライムローンの不良債権はどうなったのでしょうか? とんでもない額だったはずですが、あれが残っているのに景気がいいなんてあるのかな?と不思議に思います。

欧米もさらに厳しさが増すと考えると、やはりアジアです。
若い人にはアジアの勉強、就職をおすすめします。
凄いチャンスがあるし、毎日が冒険です。
日本の若い人達には日本株のようにくすぶってほしくないですね、世界をまたにかける商売をやって欲しいと思います。

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ASEANとか、、 [タイのニュース]

最近仕事で組んでる人達がみな夜型なので、凄く体が疲れます。
ダルくてしょうがない日々が続いていますが、今は季節の変わり目でもあるので、みなさん体には気をつけてください。

まず最近の世界のニュースですが、相変わらず欧州の債務懸念が大きいですね。
日本はあまり関係無いような報道が多いようですが、前回書いたイタリアなどは日本人でも結構危機感のある関係者も多いと思います。
ギリシャと違ってイタリア国債は日本も多く持っている。
メガバンクもかなり買ってるようなので、先行き少し心配です。

それとオリンパス、、、
もう本当に何でしょうね、「闇経済に2000億超」これは。
日本には他にもこんな会社があるのか? なんて誰もが思ってしまいます、特に外国人などは、そう思うのではないでしょうか?
イギリス人の前社長の復帰を希望する声に対し、現社長がそれを抑える、邪魔する発言をしたとか報道がありました。
オリンパスの上場継続説もありましたが、日本当局の他、英国捜査局、さらにFBIも捜査を開始したとか。
これでも上場を続けられるとは、東証のこの行動を世界はどう見るのでしょうか?
自分には北朝鮮と変わらないように見えます。

そして本題ですが、「日・ASEAN、海洋安保推進…共同宣言」
これはこれでいいのですが、少し視点を変えて日本からではなく、アセアン側から見るとどうか?を書いてみます。

記事の内容は日本と同様、中国と領土問題を抱えるアセアンの国と連携を図る、そしてアセアンのインフラ整備に協力する、そうして日本のプレゼンスを高める、です。
日本から見れば大いに結構な話ですが、アセアンから見ると実は違う見方も多かったりします。

まずこの記事ほどアセアン諸国と中国は軋轢を生じていません。
アセアン諸国の中には、確かに中国との領土問題を抱えている国があり、それ相応な危機感もありますが、別の意識のほうが高い、特に一般市民レベルではそうです。
これはアセアンに限った事ではなく、世界的(一部地域は除く)に中国に対し好意を持っている場合が多いのです。

こう書くと日本では批判されそうですが、世界ではそれが真実で現実です。
この話を一発で理解出来るいい例が「銀座」です。
世界では基本的に、中国、中国人は金持ちです。
企業レベルでも政府レベルでも、彼らの使いっぷりに日本は全く太刀打ち出来ません。

日本は今も世界的大国ですし、アジアでの影響力も大きいです。
でも誰もがしっている様にカネは無い、しかし中国は莫大なカネを持っています。
この現状を日本人は理解しないといけません。
この国の報道は少しおかしいですね。
中国が世界の嫌われ者という説は大半が間違っています。

外交とか政治の本質は、カネとケンカが強いか?の2点だと思います。
誰も他国の下になんかなりたくない、上の2つで負けてるから仕方なくそうなっている、それが世界の構図。
日本はそこを隠しますよね、良い悪いは別として、この簡単な構図を理解しないと世界では厳しいと思います。

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タイの「すき屋」 [タイのニュース]

タイに進出した日本の飲食系企業の話で一番書きたかった、そして気になっていた会社がこの「すき屋」です。
実はもっと早く書こうと思っていたのですが、その度に強盗とか残業未払いとかの話題が出ていて書きづらかったというのがありました。

この会社が経営上、労働問題を抱えている事はニュース等で聞いたレベルで知っていますが、あえて今回の話では無視という事にして下さい。
というのも、簡単に言うと自分はすき屋の経営方針が好きで、こういう会社が最終的に勝つべきだと思っているからです(特に海外で)。

何が好きか? ですが、1つは現地の味を開発・商品化していること。
この際このメニューの味は問題ではないです。
味は食べていないので何ともいえませんけれど、この地域に根ざすとか溶け込もうとかの意識ですよね、これ凄く大事だと思います。
こういう気持ちは現地の人に必ず伝わるし、何よりも自分たちの文化を理解しようとしてくれる気持ちは誰でもうれしいものです。

もう1つは、やはり価格です。
この現地の他ランチと比べて同等の価格設定は当然日本より安い事になります。
普通に考えたら日本のほうがタイより平均所得が全然多い訳ですから当たり前とも思えます。
でもこの当たり前がなかなか出来ない、日本の利益に換算するからなのでしょうが、タイのどういった客層が一番牛丼を食べるのか? すき屋はこれを考えた上でこの価格を設定したのでしょう。

タイ人がよく言う事で、「タイ人が金を使うのは家と車だけ」というのがあります。
バンコクの中心は別でしょうが、タイ全土ではまだまだタイ人はあまり金を使いません。
すき屋は間違いなく現地の視点でビジネスを考えています、というかカッコよく言えばグローバルな視点です。
タイに限らず、その考え方がすき屋の世界戦略の基本なのだと思います。

今回はショッピングモール内の出店なので、まず名前を売るのが目的なのでしょう。
たぶん2~3店舗目からは、比較的家賃の安い場所に出店してくるのではないでしょうか?
世界で活躍する企業の共通点に「高い利益率」というのがあります。
何でこんなに安いのに儲かるの?というアレです。

ただ1つだけ心配な点があります。
自分の知る限りタイ人はあまり牛丼が好きではありません(紅ショウガは好きだったような?)。
これは宗教上の、、とか、タイ人は牛をあまり食べない、とかは関係ありません。
過去に一緒に仕事をしていたタイ人が数十人いましたが、彼らはスキ焼・しゃぶしゃぶ・焼肉、みんな大好きでした(スキ焼の生卵はダメ)。
でもなぜか「牛丼行こう」というと断られました。
だいぶ前の話ですが、全員に完璧に断られたので妙にハッキリ覚えています。

でもすき屋には豊富なメニューがあるので大丈夫かな、とも思います。
もし現地の味覚に合わせるなら、優秀なタイ人スタッフが必要で、更に時間も少し掛かるのかもしれません。
国内では急速な拡大路線に不安説なんかも出ていますし、前記のコンプライアンスの問題もまだ未解決だと思います。
しかしその辺をサッサと片付けて世界的な企業に成長してほしいですね。

個人には出来ませんが、こういった当たり前の事を地道にこなす商売の王道を行く手法は世界のどこでも成功出来ると思います。
時間が掛かっても頑張って欲しいですね、応援しています。

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円高・洪水・バーツ安 [タイのニュース]

昨日の夜、円は1ドル=76円台を突破して75.78円の戦後最高値をつけました。
結局76.26で引けたようですが、日銀による為替介入が実行されなければ、近い内に75円も割れる事と思います(為替介入に関しては後ほど)。

早速日本の経済界からは、こんな意見が出ています。
「毎日新聞・<円最高値>メーカー、政府の「無策」批判」
これは当たり前ですよね。
経費節減のため、有能な社員でも首を切り、残った者は寝ずに働く。
知恵を振り絞って開発し、必死に頭を下げて営業する。
それでも1円、いや50銭の円高で全てパーです(実際は1円どころのレベルではない)。
そして涼しい顔でおいしいところは全て中国・韓国メーカーが持っていく。

一方洪水に苦しむタイでは全く逆の事が起こっています。
「タイランド通信・バーツ相場:ドル高バーツ安の流れ」
この記事の通りですが、今は世界的なドル高でもあります(円だけは別格)。
新興国は自国通貨安に困って、自国通貨買いの逆介入(日本から見ると)を行って対処しています。

タイの場合、経済が順調に成長していますが、今回の洪水がやや影を落としそうです。
タイ中銀は早々と政策金利の据え置きを決めましたが、今はインフレ抑制と景気減速防止の板ばさみ状態になっています。

週末のTVでタイの洪水に関し、現地日本企業が今後どう行動するのか?という話題が出ました。
結構面白い内容でしたが、多くの企業はタイから撤退どころか更に進出を加速させる予定、今後の洪水問題の危機回避は被害の受けにくい別の場所を探す、または近隣国に分散という形で対処する、との事です。
こういった被害にあっても、タイとその周辺国の需要は日本企業にとって大きな魅力である事は当分の間変わらないのだそうです。

そして日本ですが、「円高是正対策」というものを昨日政府が発表しました。
また例によって失望からの円買いを招いた訳ですが、実はよく読むといろいろ分かってくる事があります。
もう、というか前から日本政府は円安を望んでいません。
日本人はよく「空気を読む」とかいいますが、この際政府はハッキリと「製造業は日本では無理」、「円高・デフレは国益」と宣言したほうがいいと思います(皮肉ではないです)。

たぶん日本政府は「ものづくり」ではなく、アップルのようなファブレス(自社工場を持たない)やグーグル、Facebook、のような業態にシフトしようとしているのではないかと思います(まず無理でしょう)。
それと海外に重作業はやってもらおうと、だから円高は歓迎、デフレも国民にやさしい、みたいな感じなのだと思います。

最初に書いた為替介入ですが、最近円売り介入枠を増やしたとの報道もあったので、おそらくやるのでしょう。
でもこれも本当は円安誘導ではなく、国内企業に対しドル売り・円買いの機会を与えているのが目的なのだと思います。
でもこんな事やってもいい事ないですよね。
無意味なのがもうバレているし、何より世界中からバカだと思われる、、、
それだけではないですが、長くなるのでやめておきます。
とにかく国民にハッキリ伝える、これ大事だと思います。

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今と昔のタイ洪水 [タイのニュース]

日本で聞く最近のタイ関連ニュースは洪水一色ですが、実際はタイ1国だけではなく、東南アジア5カ国で800万人以上が被災、という凄い規模の大災害なのだそうです。

先週半ばからは、日本の株式市場にも影響が出始めています。
ホンダの工場浸水のニュースなどを見ると、タイに進出した日本企業にも相当なダメージが残りそうですね。
どうもこの問題は日本にとって中期的に響いてきそうな感じで、マーケットもまだ織り込んでいるとはとてもいえないのが現状、影響は思ったより長期化すると思われます。

この問題がニュースになってから、在チェンマイの知り合い数人に「どーなの?」と聞くと、初期は「かなり危ない、浸水で大損するかも」とかの反応でした、ですが最近では「全然大丈夫」に変わってきました。
チェンマイあたりだと被害は限定的のようで、特に市街地から離れた自分の家のほうはそれほど被害は無かったそうです。

ただ今回の被害が限定的でも、次回はそうとは限らないようです。
それというのも大雨が降った場所等によって洪水の地域がずれる(ある意味当たり前ですが)、広大な大陸の下流に位置するタイの河川の水量は日本人の想像を超えるものなのでしょう。

チェンマイの自分の家の近辺の話ですが、洪水で一番ひどかったのは25年ほど前で、うちでも30センチ以上浸水したそうです。
うちのわりと近くの距離に川(現在の川幅5M・最深50CM程度・通常時)がありますが、ここが氾濫したそうです。

この川、今では魚もいないのでは?と思えるような、本当にしょぼい川です。
でも6年ほど前に氾濫していました。

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(google earthより)

これは2005年撮影のものですが、見た目でも今よりずいぶん水量が多いです。
それに写真中央を見てもらうと分かりますが、2005年時点で橋が落ちています。
この川、2005年近辺に橋が流されてしまうほどの増水をしていました。

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今では新しい橋が架かっています。
以前の橋は見た事がないので分かりませんが、全長50M前後のこの橋が流されるなんてとても想像できません。
簡単に想像しても洪水の恐ろしさが良く分かります。

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タイのお菓子とタクシン元首相の来日 [タイのニュース]

今までタイ現地で様々なお菓子を食べました。
最初は微妙な味覚の違いみたいなものもあってか、あまり好きではなかったのですが、最近は慣れてきたのか、ココ日本でも高いお金を出して時々買うようになりました。

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ルークチュップというお菓子です。 写真でもそうですが、とにかく見た目がきれい。
実際はもっと凄くて、たまにケーキにのってるピカピカのチェリーのニセモノ?に似ています。
味のほうは、ココナッツ+甘さ控えめなあんこのような味です。

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これは「カノム・トム」の仲間。 こっちのほうがココナッツの味がもっと強くて、原料には、もち米粉・米粉等使っています。
個人的にはこれが好きです。 タイの有名なお菓子で「カノム・ピア」というのがありますが、これがタイお菓子の基本で、他はこれの派生型なのではないかと思います。

ところで、タクシンさんが来日しました。
日本でも賛否両論のこの人ですが、下の記事は「否」のほうでしょうか?



別にタクシンさんを擁護するつもりではないですが、「汚職事件・亡命・逃亡」のあたりはよく考えて個人が判断する必要があると思います。

そもそも彼の亡命の理由は首相在任中、外国を訪問している際の軍事クーデターによるもの。 だから実際には「逃亡」ではなく、もともと外国にいたんですね。
それにおそらくクーデターを起こした側も、彼を拘禁・収監しないで済ませたかった為に外遊中を狙ったのだと思います。

民衆に選挙で選ばれた首相が軍事クーデターによって失脚、その後に汚職事件の容疑がかけられた訳ですから、日本を始め各主要国が彼の逮捕・拘禁を拒否したのは当然でしょう。

実際のタクシンさんがどういう人物なのかはわかりませんが、裁判をするなら公平な立場でやり直せばいいと思います。
でもタイという国は本当におもしろいなと思います。
軍事クーデターが起きても独裁政権にはならず、それどころかクーデターを起こした側が選挙で負けて政権交代してしまう。

細かい事はいろいろありますが、軍をはじめとする旧政権でもタクシン派の現政権でも、自分にとってタイという国やタイ人への信頼は常に変わらず持ち続けています。

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ユニクロのタイ進出 [タイのニュース]

少し前のニュースですが、あの「ユニクロ」のバンコク店が9月9日にオープン。
http://www.uniqlo.com/th

同社のプレスリリースによると、9はタイのラッキーナンバー、「ワンピース」や「NARUTO-ナルト-」など日本の人気アニメとのタイアップ商品を発売、バンコク各地での大キャンペーンを既に開始、3ヶ月連続で一気に3店舗をバンコクにオープン、とスタートダッシュを決める気満々のようです。

1号店はバンコク最大規模のショッピングセンター「セントラル・ワールド」内で、売場面積は東南アジア最大の約830坪なんだそうです。
このセントラルワールドは、先日「タイ大戸屋」の全株式を取得したタイの巨大サービス企業「セントラルグループ」傘下。 ここは非常に日本企業とつながりが深いようです。

そして何と言っても注目の商品価格ですが、さすがユニクロ。 詳細は上のリンク先にあるとおりですが、この価格であのクオリティーですから、まずタイでも受け入れられる事でしょう。
正直、タイ国内のアパレル製品の質はあまり高くありません。 同程度の価格で圧倒的な質の差ですから、戦略上負ける要素は少ないと見ていいと思います。

1年ほど前でしょうか? ユニクロ(ファーストリテイリング)の業績が頭打ちになり、「節約疲れ」なんて言葉が流行り出しました。
決算発表の席での社長発言は「国内は既に安定期、これからは海外進出で成長する」との事でしたが、翌日の経済ニュースは負け惜しみ説が出る始末だったと記憶しています。
しかし海外でも品質・価格の両面で勝負出来るこの力があれば社長の言葉も納得です。
それにバンコクでもチェンマイでも、タイはリッチな人がかなり増えてきましたね。
ここ数年で学生の女の子が、日本車の新車やらメルセデスなんかに普通に乗ってるのをよく見かけるようになりました。
時代はかなりのスピードで変化しています。

最近はアメリカもヨーロッパも景気不透明感が蔓延中です。
こんなときファストファッションは強い傾向にありますが、そうでなくてもユニクロの将来は明るいと思います。
たしかファストリはまだ国内比率が相当高かったはずです。
悪くもとれますが、ここは成長ののびしろがあるとみたいですね。
株価も今日、年初来高値更新でした。 投資家はファストリ株を、景気不透明感ゆえに買ってるのか、アジアを含む世界展開で買ってるのか、彼らの本心を聞いてみたいところです。

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日本は彼女を読み違えてるかも [タイのニュース]



「インラックさんがタイの新首相になったが、アジアの女性指導者のほとんど(全て?)は世襲だよ」、という記事です。
世襲のマズいところは、実力が伴わない場合や、この記事にあるように権力独占が起きるという事。 インラックさんの場合は、兄が兄だけにそんな批判を必要以上に浴びる事でしょう、当分は。

自分は、タイの政治的対立の内容についてあまり詳しくありません。 ニュースを読んだり知人から聞いたりした程度の知識です。 だからタクシン派がいいとか、反タクシン派がいいとかはありません。
ただインラックさんについての日本のネットや新聞の記事には「本当にそれでいいの?」という思いがします。

彼女の経歴は、チェンマイ大学卒業後、ケンタッキー州立大でMPA取得、その後タクシン氏の企業に入社、役員、CEOなど歴任。
兄は天才そのものですが彼女は秀才といったところでしょうか?  経歴だけみれば学歴以外は世襲だらけの人生に見えます。
その辺を見て日本のメディアは「タクシン氏の傀儡」、「政治経験ゼロ」、「日本の民主党と同じバラマキ路線」、「ポピュリスト」などなど完全に無能力者扱いです。

確かに彼女の公約には実現不可能っぽいものもあります。 でもコレ一つとって二流政治家扱いするより、もう少し考えてみてもいいのではないでしょうか?
タクシン氏が在任中、政治的にどうだったのかは自分にはよくわかりません。 ただ一つ「国民を豊かにした」とは確実に言えるのではないでしょうか。
おそらく彼女も経済政策で国をリードするでしょう。 国を豊かにすることで反対勢力とも協調していく道を探ると思います。

政治経験はどうでしょうか? そもそも政治家にそれほど経験が必要なのか? 周りの各閣僚、副総理、官僚なんかがサポートすれば必要なのは唯一「リーダーシップ」だけだと思います。
2000年以降、アセアン圏でのビジネスはかなり熾烈になりました。 タイも例外ではありません。 そんな中、リーダーの兄がクーデターで失脚、亡命。 そんな会社の大ピンチを強力なリーダーシップで乗り切ったのがインラックさん。 彼女のビジネス手法はかなりタフですよ、アメリカ的です。

それでも彼女はやはり未知数の部分が多く先はまだ分かりません。 でも皆さん、彼女を大したことはないとナメるより、相当な器かも?と考えたほうが日本にとって得策だと思いませんか?

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