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タイでやらないほうがいいと思う商売 P2 [出店計画]

「タイでやらないほうがいいと思う商売P1」の続きです。

条件は引き続き、バンコク都市部を除くタイの話になります。
ちなみにチェンマイはこの条件にピッタリです。

前回挙げた2つ、飲食・マッサージですが、失敗に至る過程に少し違いがあるように感じます(自分が見た範囲です)。

まずマッサージの話からしますと、この商売は開店当初から閑古鳥が鳴き、最後まで苦しい展開が続くという地獄パターンに落ちる傾向がよくみられます。
自分の知る限りこのパターンにハマらなかったのは市街地からかなり離れた場所で始めた1件だけです。
それ以外は全店がこのパターンにハマりましたので、上記条件下でのタイマッサージ業というのは非常に難しい商売だと言えそうです。

前記の1件はチェンライ郊外だったのですが、最終的には約1年半で閉店しました。
これは直接の知り合いだったのですが、投資金額は回収出来たそうなので、完全な失敗とはいえないかもしれません。
結局閉店したので、知り合いとはいえ「何で閉めたの?」とは今の所、気が引けて聞けないでいます(いずれ聞こうと思っているので、その時はここで報告します)。

ちなみにチェンマイ市街地中心部で、サウナ&マッサージを数年前始めた知り合いがいますが(この人はタイ人)、これはソコソコ上手くいってるように見えます。
但し、初期投資が大きいはずで、投資金額を回収したとまではどうかな?とも思います。 そこまでの仲ではないので、聞けないのが残念です。
あとこの場合は繁華街中央なので、除外条件に近いです。
(なぜバンコク~、が除外なのか?は次回書きます)

ただ難しい・厳しいといっても、成功している店がいくつも存在しているのですから、やり方や工夫で何とかなるのかもしれません。
次に飲食業ですが、こっちはいろいろなパターンがあります。

マッサージのような地獄パターンはあまりなく、開店当初はそれなりに盛況になるケースが多いです。
但し以前書いた記事「ここをクリックで飛びます」のような友達パターンも多いので、利益に結びついたのか?は微妙なところです。

それでも最初は意外と客入りがあるのが普通です。
これ何でだろう?といつも考えていたのですが、もしかすると日本人ネットワークが要因の一つなのかもしれません。 応援の来店ですね。

単純に日本人がタイで飲食店をオープンすると、ほぼ100%何らかの日本文化が目に見える形で看板等に盛り込まれます。
それは日本語だったり、日本食メニューだったりです。
まあ日本人経営ですから当たり前ですし、日本人の集客も見込めるわけですから当然の戦略だとは思います。
しかしこれに関連した悪いパターンが一つあります。

開店当初はそれなりに盛況だったが次第にあてにしていたタイ人や欧米人の来客が伸び悩んでくる。
ここまでは普通にありがちなパターンですが、これに深くハマった日本人経営店の場合、その後かなりの高確率で日本色が強まっていくという傾向にあります。

するとこの店は次第に日本人専門店になり、ゆくゆくは特定の日本人専用店になり閉店してしまう。
このパターン、実はタイに限らず・規模も問わずなのです。

ちょっと長くなったのでまた次回に続きます。
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